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Ldvs(LANdeVOICE Server for Linux)のご紹介


■製品ニュース

LANdeVOICEの製品モデルとして新たにLdvs(LANdeVOICE Server for Linux)を近日リリース予定をしています。


■製品の特徴
Ldvsは既存モデルCP04(Call Bridge & Proxy Server)の機能拡張製品と位置付けています。CP04では、同時Proxy通話4通話、同時Call Bridge通話40通話という制限がありました。しかし、Ldvsでは基本的にはこれらの制限をなくし、お使いいただくPCサーバのハードウェアスペックをフルに生かす設計となっています。また、番号管理に必要な情報をDBMSを用いて管理しており、登録件数や検索性能が大幅にアップしました。

企業全体や地域団体、CATVネットワーク網、無線ISPなど大規模なVoIP環境を構築するためには、一極集中で番号管理を行うための中継交換機の役割を持ったサーバーが必要となります。世の中で既に利用されているもしくはリリース予定となっている製品は高価な専用ハードウェアがその役割を担っていますが、LANdeVOICEではご利用環境にあったスペックでRedHat Linuxが動作するPCサーバ機があれば、簡単にVoIPサーバーを構築することが可能となります。


■主な機能

Call Bridge機能

LANdeVOICE PA01をはじめとする端末系機器にVoIP網に接続されたすべての機器情報を登録しなくても、サーバに端末情報を登録するだけで、端末同士の呼制御をサーバが行ってくれる機能です。
管理者はネットワーク環境に変更が発生しても、サーバの登録情報を変更するだけで済みますのでメンテナンスにかかるコストが大幅に削減できます。


Proxy Server機能

企業や団体の内線網としてVoIPを構築する場合、事業所外とのネットワーク接続においては内部情報の流出や不正アクセスなどを防ぐためにファイアーウォールを設けているケースがほとんどです。
LANdeVOICE PA01など端末系機器を社内ネットワークと社外ネットワークに接続して相互に通話するときに、直接端末同士でパケットのやり取りを行うことをせず、必ずLdvsを経由させる(社内外の通信のやり取りを一ヶ所にする)ための機能がProxy Server機能です。
社内外の通信のやり取りをLdvs一ヶ所にすることができますので、ファイアーウォールのフィルタ設定が簡素化でき、不正なアクセスを防ぎます。

proxy server

●空きチャネル選択機能

既存のPBX網とLANdeVOICEを利用してVoIP環境を構築する場合、複数チャネル分のLANdeVOICEを同一番号(代表番号)で設置するケースがあります。このとき、複数設置したLANdeVOICEの空きチャネルを管理して通話時に選択する機能です。

free channel

●動的IPアドレス端末接続機能

社内環境でDHCPを利用して端末のIPアドレスを割り当てたり、インターネット上でプロバイダによってIPアドレスを動的に割り当てられている環境などでVoIP環境を構築する場合、動的に変化するLANdeVOICE端末のIPアドレスを管理して呼の接続を制御する機能です。
この機能を利用することにより、さまざまなインターネット環境に接続された端末同士が動的に変化するグローバルIPアドレスを意識せずに通話することが可能になります。

Ldvs用に1つ固定のIPアドレスが必要となります。

status send

●市外局番機能

現在ご使用中の電話機をPA01に接続し、PA01を加入者電話網とIP網の両方に接続することにより、どちらの回線を使用しても通話が可能です。このとき、加入者電話網と同じようにIP網での電話番号体系にも市外局番を付けることが可能になります。
当然のことながら、同一市内での通話は市外局番を省略しても通話可能です。


 ●ログ機能

Ldvsは動作状況や端末同士の通話状況をリアルタイムにログに出力することが可能です。管理者はいつ、どの端末同士で通話を行ったかなどをリアルタイムに確認することができます。