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NETWORLD+INTEROP2000TOKYO

昨年のINTEROP99に続き今年もINTEROP200(2000年6月7日〜9日 幕張メッセ、ルートブース)に出展し、ルート殿、AXIS殿のご協力により会場内で無線ルータを使いワイヤレスのVoIPを多くの方に体験していただきました。(会場の様子 写真1 写真2

デモ環境で利用した通信機器

今回の会場には、ルート社のRTB2400(無線ルータ)2台を使用した無線空間で2台のLANdeVOICEを設置しインターネット経由でエイツー社や代理店などと接続して通話品質を体験していただきました。(会場に置いたノートPCはVoIPでの通話と同時にWEBカメラの画像を表意する為の物で VoIPの運用には必要ありません。)

NETWORLD+INTEROP99TOKYO出展レポート

昨年のINTEROP98に続き今年もINTEROP99(99年6月2日〜4日 幕張メッセ、PALTEKブース)に出展し、会場よりISDN回線を使い多くの方にインターネットを使った運用中のVoIPシステムを体験していただきました。(会場の様子 写真1 写真2
INS64回線1本で同時に複数通話したり さらに同時にパソコンからインターネットをしたりしましたので LANdeVOICEの実力をご理解いただけたと思います。


INTEROP99TOKYO デモ構成図

デモ環境で利用した通信機器

幕張の会場にはダイアルアップルーター(YAMAHA RTA50i通称Netvolante)と2台のLANdeVOICEを設置しインターネット経由でエイツー社や代理店などと接続して通話品質を体験していただきました。(会場での機器の写真 会場に置いたノートPCはVoIPでの通話と同時にWEBを参照したりする為のもので VoIPの運用には必要ありません。)
今回は同時に2台のLANdeVOICEが64Kbpsで接続したインターネット回線を使って同時に別々の相手に接続して通話するデモを行いました。 同時に複数のLANdeVOICEがダイアルアップで利用できるようルーターには静的IPマスカレードを利用してます。
会場の電話機の受話器を上げて電話番号を押すと ダイアルアップルーターが自動的にINS64回線でインターネットに接続しインターネット経由で電話でお話することができます。通話及び通信がすべて終わるとダイアルアップルーターは自動的にISDN回線を切断します。
エイツー社側でプロバイダとの接続に使っているルータは YAMAHA RT103i で、このルータが持つ優先制御(後述)を利用していますので 通話中に誰かがエイツー社のWEBを閲覧しても音声に影響がないようになっています。

今回利用したインターネット環境

幕張メッセ側の接続先プロバイダは日本テレコムのODNのダイアルアップサービス(月額1950円固定)を利用しました。 接続先のエイツー社や代理店はそれぞれ別のプロバイダですので音声は実際にインターネット回線を通った通話になってます。 (エイツー社の接続先プロバイダはCAMPUSNETです。 お客様よりテレホーダイ時間につての質問がありましたが 上記のプロバイダの組み合わせで実際に試したところ通話の品質にさほどの影響は感じられませんでした。) 両方とも同一のプロバイダでの接続にすれば遅延やネットワークの到達遅延や揺らぎが少なくなり音質は安定します(例えばDDIが提供するインターネットサービスのDIONではDIONネットワーク内部は太いバックボーンで接続されており回線品質の良さを売りにしています。)が、今回のデモではあえて普通のインターネット環境での通話環境での通話品質を体験していただきました。 海外からおいでになられたお客様の中には実際にその方の国にある会社と自国の言葉で軽快に(?)お話されてました。(何を話されていたかは我々には不明です。) 今回実際に体験していただいた方にはこのようなネットワーク環境でもこれだけの通話品質が確保できることをご理解いただけたと思います。

音声圧縮の設定

今回は音声圧縮を6.3Kbps(G.723.1)に、パケット送出間隔を90m秒毎に設定にしました。
(1回線あたり10Kpbs程度)

体験された方の感想

実際にお使いになられた方からは色々なコメントを頂きました。
たいていの方は 話し始めたとたん「驚いた、違和感ない、これならば普通に使える」と話しておられました。
中にはVoIPというものを全くご存知ない方もおられ「気のせいか一般の電話より音質が少し悪い気がする」とのコメントをされるかたもあり、また雑誌などで色々と記事を読まれたと思われるある方は「私が1といったら直ぐに2と返答してください」といわれ人間PINGを実行してインターネット回線に遅延があることを確認し ご納得されておられました。
今回はインターネット回線を使ったデモでしたので遅延を感じられた方もおられるかと想像しますが、遅延の大半はネットワークで発生しています。 企業が国内の拠点間でVoIPを利用する場合は デジタル専用線(NTTのデジタルアクセスやデジタルリーチ)や公衆フレームリレー網を使ったIPネットワークをご利用になるケースが多く、この場合には今回のような遅延は感じられないと思います。
皆様LANdeVOICEのVoIPをご体験いただき どうもありがとうございました。

PALTEK社について

PALTEK社はAudioCodes社の音声圧縮DSPを日本で紹介している販売代理店です。
(LANdeVOICEの販売はされてません。) LANdeVOICEはPALTEK社が日本で販売されているAudioCodes社の音声圧縮DSPを採用しています。今回はAudioCodes社のDSPを使った製品例としてPALTEK社のご厚意により出展させていただきました。