エルディーブイネット株式会社
LANdeVOICE 設定について

・netcnfg.iniの内容を変更
 
netcnfg.iniの内容が一部反映されません。どのようにしたらいいですか?
netcnfg.iniの内容を変更して設定する場合、不要になったパラメータの設定が残ってしまうことがあります。
(例えばSERVERの設定を削除する)
この場合は、以下の2通りの方法のいずれかで回避することができます。

方法1 
netcnfg.iniの先頭に「DEF」の記述をする。
例:
 ! Ethernet Interface Configuration
 DEF
 MAC 00.10.43.01.03.69
 IP 192.168.0.12:24
 ROUTER 192.168.0.1
 CCH 4445
 LINE OFF ! LOCAL:OFF / PSTN:1-9*#
 RBT ON ! ON:ORIGINAL / OFF:NORMAL
 DID OFF ! ON:DID for PBX / OFF: Normal Phone or FAX
 RVS_BT OFF ! Line Reverse when remote DISC
 TFTP ALL !TFTP ENABLED.

・方法2
configコマンドにて「SERVER」や「ROUTER」の設定を削除する場合、「255.255.255.255」を設定する。
例:
 $config
 SYSTEM Parameter Setting
 Type "END<CR>" for Exiting this UTILITY
 SERVER 255.255.255.255
 END

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・短縮番号(phone.ini)の登録可能数
 phone.ini には何件くらいの電話番号が登録可能でしょうか。
短縮番号桁数により登録件数が変わります。
システムの検索処理速度を考慮すると10桁で100件以内を推奨致します。
但し、100件を越えた場合でも、システムは正常に動作しますが番号検索スピードが低下し、ダイヤル入力終了後からRBTが聞こえるまでの無音状態長くなる恐れがあります。

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短縮番号(phone.ini)の優先度
 LANdeVOICEの電話番号優先度を教えて下さい
LANdeVOICEには4種類ダイヤル方法があります。
 1. 完全なIPアドレスを 直接電話する方法。
 2. 下位8ビット 部分のIPアドレスを電話する方法。
 3. 登録済の電話番号テーブルの番号を使用する方法。
 4. CP04サーバを参照する方法。

phone.iniが登録されている場合の 1,2,3,4の優先度は下記の様になっています。
  4>3>2>1
phone.ini ファイルに記述されている電話番号を一致した場合には必ずその情報が 使用されます。
先頭が#始まりの場合には完全なIPアドレスが指定されているもとの判断し、その他の場合には IPアドレスの下位8ビット部分が指定されているものとします。

またCP04サーバの電話番号管理機能を使用して運用する場合に、発信するLANdeVOICE内にphone.iniが設定されていて、その中にCP04サーバ内のphone.iniと同じ短縮番号が設定されていた場合は、発信するLANdeVOICEのphone.iniの短縮番号が優先されます。

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・netcnfg.ini、syscnfg.iniに新しいパラメータを追加
 netcnfg.iniにrouterのパラメータがありません。どうやって追加するのですか
 syscnfg.iniにDHCPSTSのパラメータがありません。どうやって追加するのですか。
netcnfg.iniへrouterパラメータの追加方法
追加前
$netcnfg
! Ethernet Interface Configuration
MAC 00.10.43.01.04.95
IP 192.168.0.200:24
CCH 4445
TFTP ALL !TFTP ENABLED.
END

configコマンドでrouterパラメータとIPアドレスを追加
$config
SYSTEM Parameter Setting.
Type "END<CR>" for Exiting this UTILITY.
router 192.168.0.254
end

resetコマンドにてLANdeVOICEを再起動させます。

netcnfgコマンドにて再度netcnfg.iniファイルを参照
$netcnfg
! Ethernet Interface Configuration
MAC 00.10.43.01.04.95
IP 192.168.0.200:24
ROUTER 192.168.0.254
CCH 4445
TFTP ALL !TFTP ENABLED.
END
ROUTERパラメータとIPアドレスが追加された。

syscnfg.iniにDHCPSTSのパラメータの追加方法

syscnfg.iniをテキストエディタ(メモ帳等)で編集する際に、必要なパラメータをメモ帳上で追加します。
その後LANdeVOICEへ編集したsyscnfg.iniを送信し、再起動させるとそのパラメータが追加されます。

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・LANdeVOICEでのタイムアウト値の設定
LANdeVOICEはステータスによるヘルスチェックを行なっております。
ステータス送信はお互いに2秒毎。 相手の受信が4回連続で(8秒間)受信
出来なかった場合には 相手端末異常として切断処理を行ないます。
このタイマはプログラム固定になっております。

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・音質の向上と使用帯域
LANdeVOICEの工場出荷時の設定は音声コーデックがG723.1となっています。
音質を向上させたい場合は、コーデックを変更することにより対応可能です。
変更可能なコーデック
・G723.1 6.3kbps(工場出荷時設定)
・G726  16kbps
・G726  24kbps
・G729a 8kbps(有料オプション)

工場出荷時の設定では1通話の使用帯域は音声+IPヘッダ等で20kbpsとなります。
コーデック等を変更した場合は使用帯域が増加します。
工場出荷時設定のままで、コーデックのみを変更した場合の使用帯域は以下の通りです。
・G723.1 約20kbps(工場出荷時設定)
・G726  約31kbps(16kbps選択時)
・G726  約39kbps(24kbps選択時)
・G729a  約23kbps(8kbps(有料オプション))
*他のパラメータ設定により若干異なる事があります

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・遠隔地からのLANdeVOICEの操作、設定
 telnet、SNMP等には対応していますか
LANdeVOICEはtelnet、SNMP等には対応していません。
遠隔地からの各種ファイルの設定変更、reset処理にはtftpで対応可能です。
但し設定変更後の状態確認は出来ません。

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・付属のシリアルケーブルはクロスケーブルですかストレートケーブルですか
クロスケーブルです。
市販品をご購入の際はクロスケーブルをご選定下さい。

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